調査事例3|台湾役員バックグラウンドの徹底確認

事例3:役員バックグラウンド(IT)

役員の経歴・兼任・訴訟歴・規制当局対応の整合性が問われた案件。多言語名寄せで別名・翻字差を吸収し、誤一致を排除したうえで実在性を確認しました。

匿名化方針:本人特定を避けるため、名前や時期、数量等は加工しています。

背景

上場準備に伴い、過去の職歴・兼任・出資先に関するメディア報道と役員申告が一部不一致。PEP・制裁近接の懸念も提示されました。

依頼目的

目的成功基準
経歴・兼任の整合性確認公開情報・証跡資料で裏取り(写し・ログ付)
PEP・制裁近接の有無名寄せ基準・反証ログ・段階評価の提示
開示・統治改善開示文言・役員規程・コンプラ体制の改定案

調査手法と取得データ

フェーズ主な作業取得データ
名寄せ設計氏名・別名・翻字差・生年月日・住所で一致度評価名寄せ基準表、スコアリングログ
公開情報登記・裁判・規制・メディア・学歴の確認登記記録、裁判記録、学歴証憑
ヒアリング同僚・取引先・学会等への第三者聴取聴取メモ、裏付け資料

誤一致管理・評価体系は ビジネスリスク調査 の手順を準用。

主なファインディング

  • 別名表記での取締役就任履歴を複数確認(翻字差に起因)。
  • 過去の訴訟関与は報道の誇張あり。一次資料では原告補助人に過ぎないことを確認。
  • 学歴の英文表記に差異。発行体照会で正式名称を確定。

アウトカム(開示・統治)

  • 有価証券報告書の役員経歴表記を修正
  • 別名・翻字差の開示方針を策定
  • 兼任管理・利益相反ポリシーの改定
可監査性:名寄せスコアと反証過程を保存。第三者レビューに耐える台帳を納品。

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